「投資の世界」を利用して生涯賃金を補うには知っておくべきことがある

「投資の世界」の罠にはまると、ボッタくられる運命にある

生涯賃金は2億7,000万円しかないのに「子ども」「住宅」「老後」に限っただけでも2億8,000万円かかる可能性があるというお話をしてきました。そのため、これからの時代には「投資」も利用して「大学」や「老後」に備える必要があるわけですが、そこで「よし、毎月3万円ずつ、投資でもはじめるか!」と決意しても、どう行動していけばいいのかと不安になりますね。

おそらく、1番最初に思いつくことは、①マネー本やマネー雑誌を買い込んで、投資について調べてみる、②マネー番組を見ながら、専門家の意見を聞いてみる、そして、③銀行や証券会社へ出かけて、専門家のアドバイスに従う、というプロセスでしょう。

しかし、このプロセスに乗っかった先には、まるでギャンブルのような世界が待ち受けています。マネー本やマネー雑誌には「この銘柄がおすすめです」「この投資信託が狙い目です」と載っていますし、マネー番組では、専門家と称する人たちが「半年後の株価はいくらになる」と予想しています。そして、金融機関のアドバイザーは「このファンドは昨年1番上がったんですよ」と勧めてきます。

こうした「予想」に乗っかった時点で「投資の罠」に捕まります。マネー本、マネー雑誌、マネー番組、金融機関というのは、一致団結して「投資の世界」を「競馬」のようなスリル満点の賭博場に見せかけます。そのため、業界が作り上げたカラクリにはまってしまえば「大学」と「老後」のための資金で、博打をやらされる羽目になるのです。そんな投資の業界が作り上げたカラクリにまんまと乗せられてしまうと「儲けるどころか、元手がぐっと減ってしまった」という人生の危機が待ち受けます。

— posted by osyant at 05:48 pm  

「競売費用」名目で不動産業者に多額送金 CFJが競売入札妨害の落札工作か?

2007年、CFJの経費処理をめぐり不可解な実態が発覚した。特定の不動産業者に「経費」名目で1件あたり数百万円単位の金が送金されていたのだ。2002年1月から2003年6月にかけて「競売費用の一部負担金」として計3億2,000万円もの資金が不動産会社や個人に入金されている事実が同社の内部資料に記載されている。

事情を知る社員は次のように証言する。「不動産担保ローンの担保にとった不動産を競売にかける際、費用を掛けてでも手っ取りばやく処分するためのものです。要するに回収率を上げるためですよ。”費用分担”と呼ばれていて、運用のマニュアルもありました」

そのマニュアルによれば「費用分担」の対象となるのは、担保物権を競売にかけたもの裁判所の設定した最低入札価格が高く、一度で競売が成立しないケースだという。つまりこういうことだ。

融資が焦げつけば不動産を競売にかける。しかし、裁判所の設定した最低入札価格が市場価格より高く、なかなか落札者が現れない場合がある。不動産価格が低い地方の農村などではこうしたことはめずらしくない。1回目の入札で落札者がいないと通常は最低価格を下げながら競売を繰り返す。それでも落札できなければ競売は不成立となる。

親族が最低価格分の金を出して担保の自宅取り戻す、といったことも可能となる。ところがCFJはこうしたケースでも競売が一度で成立するよう予め不動産業者と交渉し、最低入札価格と不動産業者の購入希望価格との差額を「費用」として埋め合わせたというのだ。結果、常識的には落札者がいない場合でも一度で落札は成立した。

埋め合わせるために不動産業者に出した「費用」は数百万円単位だったという。手っ取り早く不良債権を処理して未収率を上げたいために考案されたこの方法は「競売入札妨害の疑いがある」と社内で問題になり、2003年6月を最後に中止された模様だ。このほか、競売の際に裁判所に収めた予納金の返還分を顧客の入金に充当し、残債務を少なくみせる「処理」も行われたという。

社員は言う。「CFJの財務状況は相当悪く、数字を上げるのに必死だったんです」CFJは2007年に入って全国320ヵ所ある支店のほとんどを一斉に閉鎖して社員を自宅待機させ、暗に「自主退社」を促した。強引で違法性の高い首切りだが、従業員側か財務内容の開示を求めても、シティグループは「機密事項」と一蹴したという。粉飾決算が横行していた疑いすら拭い切れない。

— posted by osyant at 05:36 pm  

サウジアラビアは観光できるの?気になる治安について

サウジアラビアは中東の国の中で見れば比較的治安も良好で、観光しやすい国だと言えるのですがそれでも注意が必要です。たとえば外務省の海外安全ホームページを見てみると2015年11月現在ジーザーン州、アシール州、ナジュラーン州のイエメンとの国境地帯は渡航中止勧告が出されているんです。2015年11月調べ※外務省サウジアラビアのページはコチラ

基本的に日本と比べると危険度は高い!

イラクとの国境地帯、東部州のイエメンとの国境地帯は不要不急の渡航の中止、それ以外の地域も十分な注意で行くようにと書かれており、治安が良いと行っても絶対に安全だとは言えない状況が続いています。治安が非常に良い日本と比べればやはり危険も多い国だと考えるべきでしょう。

そもそもサウジアラビアをはじめとした中東各国ではテロの危険性があり、これが治安の悪化に繋がっています。サウジアラビアでも2000年代初頭にはテロ事件が多く発生し、その当時は今よりも治安が悪く危険な国でした。

今ではテロ取り締まりが強化されたこともあって大規模なテロ活動はほとんど見られなくなりましたが、それでもテロリスト関係の事件は発生しており、観光をする時には十分注意する必要があります。

失業率が高いコトも治安の悪化へ

また現在のサウジアラビアは若い世代を中心に失業率が高く、職がないことから犯罪に手を染める国民が増加していることも社会問題になりつつあります。これはどの国にも共通して言えることなのですが、失業率が高い国は基本的に治安が悪いんです。

テロを除いた一般的な治安で見ると良好な方で、外務省が勧告を出しているような地域にさえ行かなければ旅を安全に楽しむことも十分に可能です。どこの国であってもある程度の犯罪が発生するのは同じですからどんな国なのかを知り、十分な備えをしておくことが大切になるでしょう。

厳しい戒律のあるイスラム教の国ということもあって犯罪には厳しい罰が与えられますからこれが抑止力になっている部分もあります。テロと聞くと日本で暮らす私達には大きな恐怖に感じられますが、観光客の数も多い国で中東の中では旅行に適した国だと言えます。もちろん防犯意識を強く持つことは大切ですが気にしすぎる必要もないでしょう。

— posted by osyant at 04:53 pm  

サウジアラビアの遺跡や文化遺産とは

サウジアラビアにはユネスコ世界遺産に登録されている文化遺産がいくつかあります。たとえば紅海に面した都市ジッダはイスラム教の聖地であるメッカへと続く玄関口であることから都市そのものが文化遺産に登録されており、町全体が観光地とも言えます。

ジッダは人口も多く首都であるリヤドに次ぐサウジアラビア第二の都市で、実に多くの観光客が訪れます。そのほとんどがメッカの巡礼を目指すイスラム教徒で、イスラム教徒ではない外国人がジッダ、そしてメッカに行くには現地旅行会社のツアー客として行く必要があります。

また、ヒジャーズ地方と呼ばれる紅海沿岸部の北にはマダイン・サーレハというかつて存在していた都市の跡地があり、特徴的な墓石の数々が観光名所としても有名です。2008年に世界遺産として登録され、サウジアラビアとしては初の世界遺産になりました。

現在見られる遺跡の多くは紀元前1世紀前後のものが主流で、長い時間の流れを感じさせてくれます。はっきりと形に残った遺跡を見られるためイスラム教に馴染みの薄い日本人の方であっても十分楽しめるでしょう。

首都リヤドのすぐ近くにはディルイーヤと呼ばれる都市があり、こちらも世界遺産に登録されています。サウジアラビア王家であるサウード家の本拠となっていた都市で、かつはてリヤドではなくディルイーヤがサウジアラビアの首都でした。首都だったのは1700年代から1800年代にかけてで今でも当時の都市が残されています。

中でも王族が暮らしていたサルワ宮殿やサアド・ビン・サウード宮殿は有名で、ディルイーヤを代表する観光スポットになっています。

この他にもハーイル州にある岩に描かれた絵が岩絵として世界遺産に登録されており、サウジアラビア各地で世界遺産を見ることができます。こうした遺産は観光業に力を入れているサウジアラビアにとっても重要なもので、サウジアラビア発展の1つの原動力として活躍しています。

— posted by osyant at 02:30 pm  

 

イスラム教との深い関係について

主要な都市の特色とは別のページでも触れましたが、サウジアラビアにはメッカという都市があり、ここはイスラム教最大の聖地として知られています。国内だけでなく国外からも多くのイスラム教徒がこのメッカに巡礼をするために訪れ、イスラム教と非常に深い関係のある国となっています。

どうしてメッカなの?

そもそもなぜサウジアラビアのメッカがイスラム教の聖地なのか、その理由はイスラム教の始まりにあります。イスラム教は7世紀ごろにムハンマドによって開かれた宗教ですがムハンマドが生まれた地が現在のメッカなのです。

ムハンマドはアラーの神の声を代弁するいわゆる預言者で、イスラム教徒にとってはまさに神のような存在です。そんなムハンマドが生まれた地だからこそイスラム教の聖地となり、今でも多くの人が訪れるのです。つまりサウジアラビアはイスラム教発祥の国というわけです。従って国教もイスラム教で、国の法律もイスラム教の教えの影響を強く受けています。

イスラム教ではコーランと呼ばれる聖典があり、ムハンマドの教えが書かれているのですが、このコーランがそのまま法律として扱われていると言ってしまってもいいくらいです。サウジアラビアの国民にとってイスラム教はなくてはならない存在なのです。

スンニ派とシーア派に分かれている

イスラム教は現在、スンニ派とシーア派の2つに分かれており、イスラム教徒の9割近くがスンニ派、残りがシーア派とされています。サウジアラビアの国民はほとんどがスンニ派で、サウジアラビア王家もスンニ派です。

スンニ派とシーア派ではコーランの解釈に違いがあり、考え方も微妙に違うのでこのことも抑えておくと旅行中などに役立つかもしれません。宗教はその国の文化の柱になっている部分も多いので、宗教を知ることはサウジアラビアという国を知ることにも繋がります。

サウジアラビアの女性は人前では顔を隠していますが、これもイスラム教の教えによるものです。男性と女性がはっきり区別されている国で、私達から見ると女性の立場が低く感じられるでしょう。

実際、女性は男性と職場も別にされ、基本的に家族以外の男性とは会話も許されない環境ですので日本とは大きな違いがあります。

— posted by osyant at 02:29 pm