サウジアラビアの気候と過ごしやすい地域や時期

サウジアラビアは広大な国土を持っており、ずっと暑いようなイメージですが地域によって気候も変化します。まず紅海に面した沿岸部は亜熱帯気候で、時期を問わず常に日本の夏のような気候です。最高気温は40度以上になることもあり、最低気温も30度前後と日本の真夏以上の状態が長く続くとイメージすればいいでしょう。

湿度も比較的高いため蒸し暑さを感じます。一方で内陸部は砂漠地帯ということもあって感想しており、寒暖の差が大きいのが特徴です。特に夏の時期は日中の気温が45度以上になりますが夜になると20度以上下がり、冬であれば最低気温が0度前後になることもあります。気象庁のデータ※気象庁HPの詳細はコチラ

真夏と真冬が一気に来るような形で、もし行くなら、服装もそれに合わせて薄着と厚着の両方を用意するべきでしょう。また、雨は1年を通して少ないのですが砂嵐が頻繁に発生します。日本では砂嵐が発生することはまずありませんので慣れない環境で苦労することもあるかもしれません。

いずれにせよ紅海沿岸部を除けば寒暖差が非常に激しく、日本ほど温暖な気候ではないので十分な準備が求められます。観光に行く場合はどのあたりに行くのかを踏まえたうえで準備をしましょう。

日本人が過ごしやすいと感じる地域は内陸部、特に冬の時期の内陸部は最高気温もそれほど高くなく、かといってそれほど冷え込むこともないのでおすすめです。逆に夏の時期はどの地域も非常に暑く、さらに内陸部は夜になると急激に気温が下がりますから体が変化に付いていけない可能性もあり、旅行をするにはあまり適していないでしょう。

そう考えると時期を冬に絞るのが旅行を快適に楽しむポイントです。沿岸部は年中ほぼ同じ気候ですので暑さに耐えられるのであればいつ訪れても同じ環境で過ごすことができ、その意味では過ごしやすいと言えるかもしれません。

どんな時期、地域であっても日本と気候が大きく変わるのは間違いありませんからその点には注意しましょう。海外旅行はどこに行く場合もそうですが日本とは違うんだと認識しておくことが大切です。

— posted by osyant at 02:15 pm